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二月の伊豆は「河津桜」




第34回河津桜まつりが、2024年2月1日~2月29日までの期間で開催しています。

河津桜まつりは毎年約100万人のお客様がお越しになる大イベントです。
毎年2月上旬から開花し始める早咲きの桜で3月上旬頃までご覧になれます。
河津川沿いには約850本もの桜が咲き、全体で約8,000本の桜が咲いています。
また、河津桜まつり期間中は多くの露店や桜のライトアップ、様々なイベントを開催し、より一層盛り上がりを見せています。

河津桜の由来

河津桜の原木を、河津町田中の飯田勝美氏(故人)が1955年(昭和30年)頃、偶然発見したさくらの苗を、現在地に植えたものです。
1966年(昭和41年)から開花が見られ、1月下旬頃から淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続けました。

伊東市に住む勝又光也氏は1968年(昭和43年)頃からこのサクラを増殖し、このサクラの普及に大きく貢献されました。

一方、県有用植物園(現農業試験場南伊豆分場)は、賀茂農業改良普及所、下田林業事務所(現伊豆農林事務所)や、河津町等と、この特徴ある早咲きサクラについて調査をし、このサクラは河津町に原木があることから、1974年(昭和49年)にカワヅザクラ(河津桜)と命名され、1975年(昭和50年)には河津町の木に指定されました。

カワヅサクラは早咲きオオシマザクラ系とヒカンザクラ系の自然交配種と推定されています。

河津桜の特色

落葉高木、樹形は広卵状で樹皮は紫褐色で光沢があり、若枝は褐色、無色。葉は開花後に展開する。
成葉は倒卵状楕円形で先は尾状鋭尖形、基部は円形、長さ12.5~15.0cm、巾6.0~6.8cmで厚い。縁は単鋸歯だが、重鋸歯が混じり、鋸歯の先は芒状、腺はない。
表面は濃緑色、裏面は淡緑色、両面ともに無毛。側脈は約10本。
葉柄は長さ2.0~2.2cmで無毛、上部に一対の蜜腺がある。托葉は長く、分岐多い。

アクセスなど詳しい情報はこちらから



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